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番号-名称 年 代   構造等
035-038 横浜市西谷浄水場
濾過池整水室上屋3号棟・4
号棟・7号棟・8号棟
4基とも
大正4年
(1915)
4基とも
煉瓦造平屋建、銅板葺、建築面積13㎡
特徴等
明治20年(1887)、全国で初めて横浜に近代水道が敷設されたが、西谷(にしや)浄水場は横浜水道の第2次拡張工事として大正4年(1915)に建設された水道施設である。
濾過池の整水室は、濾過池の水を浄水管で配水池に送る施設で、濾過地に対応して1基ずつ造られている。4基とも当初の水道施設の遺構の一部で、昭和48年(1973)の近代化工事で機能を失ったが、一帯は幾何学的な庭園風の構成となって保存され、浄水場の象徴的存在となっている。
上屋はいずれも基礎及び軒廻りを石造とし、外壁に3筋の花崗岩の帯を入れアクセントとする。各壁面にはアーチを設けて扉口や小窓を開く。煉瓦の赤、花崗岩の白、銅板の緑が整然と配置された建物群を魅力あるものにしている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2007-9-4
横浜市西谷浄水場濾過池整水室上屋
4基 (撮影:2007-4)
横浜市西谷浄水場濾過池整水室上屋
4基 (撮影:2007-4)
横浜市西谷浄水場濾過池整水室上屋
4基 (撮影:2007-4)
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    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在