リストに戻る
リストに戻る
特徴等
金澤園は昭和初期、郊外の行楽地として賑わった海浜に建てられた休憩・宿泊施設である。かっては前庭まで亀木浦と呼ばれる入江が入り込んでおり、昭和5年(1929)に与謝野晶子が句会に訪れたという。建物は木造2階建、入母屋造、桟瓦葺の近代和風建築で、北面に玄関を設け、1・2階に4室ずつ客室を配す。客室は銘木を用いた凝ったつくりの座敷飾りや建具、欄間により、それぞれ趣向を凝らす。戦前の郊外行楽地における休泊施設の好例で、現在も旅亭として使われている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/横浜市教育委員会HP
2007-2-9
番号-名称 年 代   構造等
005 金澤園 昭和4年(1929) 木造2階建、瓦葺、建築面積252㎡
h:      
     
       
       
    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
金澤園 (撮影:2006-3)