上時国家住宅主屋 (撮影:2009-5) 上時国家住宅主屋 (撮影:2009-5)
上時国家住宅主屋 (撮影:2009-5) 上時国家住宅主屋 (撮影:2009-5)
番号・名称 年 代   構造等
75 上時国家住宅
主屋
18世紀(1701
-1800)中頃
桁行29.1m、梁間18.1m、一部二階、入母屋造、茅葺、四面庇付、桟瓦葺、東面突出部 桁行10.2m、梁間10.3m、切妻造、桟瓦葺、南面湯殿及び便所、西面門及び塀附属
特徴等
上時国家は、能登に流された大納言平時忠を祖先とする伝えられ、江戸時代には豪農として代々庄屋を務めた旧家である。天保2年頃現在地に屋敷を移し、主屋をはじめとする諸建物は安政4年頃までに完成したと考えられている。
主屋は桁行29.1mの大規模な建物で、入母屋造,茅葺の身舎の周囲に桟瓦葺の庇を廻らせ、正面に唐破風造りの式台玄関を設ける。内部は公用部分と私用部分に区分し、公用部分の中心に大納言格式を示す「縁金折上格天井」の「大納言の間」を配している。土間廻りには、巨大な建物を支える豪壮な柱や梁組を見ることができる。北陸地方最大級の規模を有する質の高い民家である。

参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/上時国家HP
2009-6-22
上時国家住宅主屋 (撮影:2009-5) 上時国家住宅主屋 (撮影:2009-5)
       
       
       
       
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