番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
16 旧第四高等 中学校本館 |
明治24年 (1891) |
煉瓦造、建築面積1,068.0㎡、二階建、桟瓦葺、正面玄関付 |
石川県の重要文化財建造物リスト 2018-1-26 現在 |
特徴等 |
旧第四高等中学校は、明治19年(1886)の中学校令によって全国5ヵ所に設置された高等中学校の一つで、明治20 年(1887)金沢に創設された。明治27年(1894)第四高等学校と改称、昭和25年(1950)学制改革により閉校して金沢大学に統合された。 本館は明治22年(1889)着工、同24年(1891)に完成した煉瓦造、2階建の建物で、設計は、当時文部技師で熊本の第五高等中学校本館の設計にも携わった山口半六と久留正道である。屋根は寄棟造、桟瓦葺で正面に玄関を設け、壁面の赤煉瓦と腰周りなどに配した白煉瓦が鮮やかなコントラストを見せている。1階は主として教員室、事務室などで使用され、2階は教室に使用された。現在は、石川四高記念館と石川近代文学館からなる石川四高記念文化交流館として公開されている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/金沢市HP/石川県HP 2018-6-15 |
旧第四高等中学校本館 (撮影:2010-9) | 旧第四高等中学校本館 (撮影:2010-9) |
旧第四高等中学校本館 (撮影:2010-9) | 旧第四高等中学校本館 (撮影:2010-9) |