番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
009 金沢城土蔵 (鶴丸倉庫) |
嘉永元年 (1848) |
土蔵造、桁行二一・八m、梁間一四・六m、二階建、切妻造、桟瓦葺 |
特徴等 |
金沢城跡は金沢市東部、小立野台地の先端部に立地する近世の平山城跡である。天正8年(1580)、柴田勝家(越前国主)が、それまで当地にあった一向一揆の尾山御坊(金沢御堂)を攻略し、佐久間盛政が初めて金沢城主となり城郭整備に着手した。賤ヶ岳の合戦後、前田利家が金沢城主となり、3代藩主利常による寛永8年(1631)の大火後の造営で現在の城の縄張りが定まり、約300年間にわたって百万石を領した前田家歴代の居城となった。現存する石川門、土蔵及び三十間長屋が重要文化財に指定されており、城跡は公園として一般に開放されている。 土蔵(鶴丸倉庫)は2階建、切妻造で、本丸北側の東の丸附段と呼ばれた曲輪に位置している。桁行21.8m、梁間14.6mの大型土蔵で、武具蔵として建てられた。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)/石川県HP 2009-6-6 |
石川県の重要文化財建造物 2018-1-26 現在 |