番号・名称 年 代   構造等
008 金沢城石川門櫓門  天明8年(1788) 櫓門、入母屋造、鉛瓦葺 
       
       
       
       
金沢城石川門櫓門 (撮影:2009-5) 金沢城石川門櫓門 (撮影:2009-5)
特徴等
金沢城跡は金沢市東部、小立野台地の先端部に立地する近世の平山城跡である。天正8年(1580)、柴田勝家(越前国主)が、それまで当地にあった一向一揆の尾山御坊(金沢御堂)を攻略し、佐久間盛政が初めて金沢城主となり城郭整備に着手した。賤ヶ岳の合戦後、前田利家が金沢城主となり、3代藩主利常による寛永8年(1631)の大火後の造営で現在の城の縄張りが定まり、約300年間にわたって百万石を領した前田家歴代の居城となった。現存する石川門、土蔵及び三十間長屋が重要文化財に指定されており、城跡は公園として一般に開放されている。
石川門は金沢城の搦手(裏口)門で、高麗門の表門(一の門)、櫓門(二の門)、折曲り一重の続櫓、二重二階の隅櫓である櫓、及び櫓の左右に続く太鼓塀から構成され、その全体が石川門と呼ばれている。天明8年(1788)の建造で、櫓門は入母屋造、鉛瓦葺である。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)/石川県HP
2009-6-6
       
       
       
       
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    石川県の重要文化財建造物              2018-1-26 現在