番号-名称 年 代   構造等
260 總持寺祖院
閑月萩板塀
江江戸後期
(1751-1829)
木造、瓦葺、延長25m
特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
閑月萩板塀(かんげつはぎいたべい)は、白山蔵の南面から西面を囲む塀である。石と石を密着させた切込み矧ぎの石積上に築かれ、黒色の竪板を張り、桟瓦葺の屋根を架ける。石積には様々な色合いの戸室石が使われ、主要伽藍部と違う風趣を見せる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
總持寺祖院閑月萩板塀
(撮影:2009-5)
       
       
       
       
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