番号-名称 年 代   構造等
256 總持寺祖院
白山蔵
文政4年(1821) /大正(1912-1925)前期・昭和40年(1965)頃改修 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積92㎡
總持寺祖院白山蔵 (撮影:2009-5)
       
       
       
       
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    石川県の登録文化財建造物      2018-12-17 現在
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特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
白山蔵は桁行13m・梁間7.2mの2階建土蔵で、鐘鼓楼の西に東面して建っている。切妻造、桟瓦葺で、東側全面に下屋庇を設け蔵前とする。東面に出入口と窓を2ヵ所、南面に窓を設け、外壁を漆喰で仕上げ、内部は漆喰仕上げの真壁とする。重厚な造りになり、対面する鐘鼓楼(理中)と意匠的な対比を見せる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
總持寺祖院白山蔵 (撮影:2009-5)
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