番号-名称 年 代   構造等
254 總持寺祖院
玄風廊
大正期
(1912-1925)
木造平屋建、瓦葺、建築面積179㎡
特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
玄風廊(げんふうろう)は、大祖堂の北面から北に伸び、西に折れて坐禅堂に接続する総延長65mの廊下である。大祖堂付近では地盤高に差があり、屋根を3段とし、放光堂正面付近を開放とする。回廊内側を花頭風に象って格子を設け、腰板壁、小壁漆喰仕上げとする。廊下が折れ曲がる地点に仏堂を付設する。拝観したときは、残念ながら能登半島地震で被害を受け、修復工事中であった。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
  修理中
總持寺祖院玄風廊
(撮影:2009-5)
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