番号-名称 年 代   構造等
253 總持寺祖院
慧心廊
大正期
(1912-1925)
木造平屋建、瓦葺、建築面積85㎡
特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
慧心廊(けいしんろう)は、仏殿から東に伸びて北に折れ、大祖堂に接続する南北延長16m・東西延長16m、幅2.8mの廊下である。両下造、桟瓦葺で、方柱をほぼ1間ごとに建て、回廊内側は窓を穿ち、腰板壁、小壁漆喰仕上げとする。梁間は頭貫で繋ぎ、束を建て棟木を支持し、疎垂木の化粧屋根裏天井を張る。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
總持寺祖院慧心廊
(撮影:2009-5)
總持寺祖院慧心廊
(撮影:2009-5)
總持寺祖院慧心廊
(撮影:2009-5)
       
       
       
       
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    石川県の登録文化財建造物      2018-12-17 現在
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