番号-名称 年 代   構造等
252 總持寺祖院
禅悦廊
大正期
(1912-1925)
木造平屋建、瓦葺、建築面積69㎡
特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
禅悦廊(ぜんえつろう)は、山門と香積台を繋ぐ南北33mの廊下である。両下造、桟瓦葺で、西面は腰板壁の上を花頭風の窓として格子を嵌め、東面は窓部分を吹放しとする。大祖堂正面は屋根を一段高くし、吹放しの横断通路とする。全体的に簡素な造りながら、中心伽藍の景観に欠かせない重要な要素になっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
總持寺祖院禅悦廊
(撮影:2009-5)
總持寺祖院禅悦廊
(撮影:2009-5)
總持寺祖院禅悦廊
(撮影:2009-5)
       
       
       
       
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    石川県の登録文化財建造物      2018-12-17 現在
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