番号-名称 年 代   構造等
251 總持寺祖院
白山井戸
明治45年
(1912)頃
木造、瓦葺、面積5.3㎡
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特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
白山井戸は、井桁組の井戸に設けられた方1間、吹放ちの井戸屋で、山門を入ったすぐ右側、禅悦廊の脇に建っている。宝形造、桟瓦葺で、柱間は各2.3m、方柱を頭貫と台輪で固め、三斗組とし、中備えに蟇股を入れる。重厚な建造物群の中にあって、軽やかな佇まいを見せる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
總持寺祖院白山井戸
(撮影:2009-5)
總持寺祖院白山井戸
(撮影:2009-5)
       
       
       
       
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