番号-名称 年 代   構造等
249 總持寺祖院
山門
昭和(1926
-1988)前期
木造2階建、瓦葺、建築面積148㎡、山廊付
總持寺祖院山門 (撮影:2009-5)
特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
山門は山廊付の3間3戸、2層の門で、三松関(さんしょうかん)から境内に入り東に進むとほぼ正面に見えてくる。入母屋造、桟瓦葺で、2層ともに尾垂木付三手先詰組とし、上層は2軒扇垂木、下層は2軒繁垂木とする。粽形柱など禅宗様になる優美な山門である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
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總持寺祖院山門 (撮影:2009-5) 總持寺祖院山門 (撮影:2009-5)
       
       
       
       
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