番号-名称 年 代   構造等
246 總持寺祖院
放光堂及び廊下
明治44年
(1911)
木造平屋建、瓦葺、建築面積70㎡
特徴等
總持寺祖院は、鎌倉中期に創建された大本山總持寺が明治31年(1898)の大火災により大部分が焼失したため横浜市鶴見に移され、そのあとに祖院として再興された寺院である。境内の17棟の建物が登録文化財に登録されているが、拝観時(2009年5月)には、平成19年(2007)の能登半島地震により被害を受け、修復中の建物も少なからずあった。
放光堂は信徒の要望に応えるために再建された納骨堂で、大祖堂の北に位置し、花頭窓をもつ延長12m・幅1.9mの廊下を介して大祖堂と繋がっている。入母屋造、桟瓦葺で、正面に軒唐破風を付ける。内部は奥行3間を外陣、その奥2間を内陣とし、背面に方1間の仏間を突出する。円窓や彫刻を施した虹梁などにより、装飾的な正面を構成する。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/總持寺祖院案内リーフレット
2009-6-18
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總持寺祖院放光堂及び廊下
(撮影:2009-5)
總持寺祖院放光堂及び廊下
(撮影:2009-5)
       
       
       
       
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