特徴等
北前船主屋敷蔵六園は、北前船の船主であった酒屋宗七郎の居宅として建築されたと伝わる大規模な邸宅で、石川県の西南部の日本海沿いの町、加賀市橋立町の一角に所在する。屋敷地は南北に通る道路の両側に広がり、西側の一段高い敷地に主屋や土蔵2棟などが、東側に土蔵5棟が配されており、北前船船主の邸宅のたたずまいを今に伝えている。
土蔵7・8は、主屋と道路を隔てて建ち並ぶ土蔵群の南端に建ち、軒を接して並列して建つ平入の2棟の土蔵に覆屋をかけた形になっている。米蔵として利用されていた蔵で、覆屋の外観は、軒廻りを漆喰で塗り込め外壁を竪板貼りとするなど、他の土蔵との調和が図られている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2018-12-20
北前船主屋敷蔵六園土蔵7・8
(撮影:2010-9)
北前船主屋敷蔵六園土蔵7・8
(撮影:2010-9)
番号-名称 年 代   構造等
123 北前船主屋敷蔵六園(旧酒谷長一郎家住宅)土蔵7・8  明治23年
(1890)
木造平屋建、物置部分附属、瓦葺、建築面積54㎡
北前船主屋敷蔵六園土蔵7・8
(撮影:2010-9)
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    石川県の登録文化財建造物      2018-12-17 現在
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