北前船主屋敷蔵六園土蔵6

特徴等

北前船主屋敷蔵六園は、北前船の船主であった酒屋宗七郎の居宅として建築されたと伝わる大規模な邸宅で、石川県の西南部の日本海沿いの町、加賀市橋立町の一角に所在する。屋敷地は南北に通る道路の両側に広がり、西側の一段高い敷地に主屋や土蔵2棟などが、東側に土蔵5棟が配されており、北前船船主の邸宅のたたずまいを今に伝えている。
土蔵6は土蔵5と土蔵7・8の間に建つ2階建の蔵で、前面道路側の妻面に下屋を付けて出入口を設ける。蔵前部分は正面に引違戸を置き、左右の外壁は白漆喰仕上げ、腰下は押縁板貼りとして変化を与えている。家財道具類を納めていた。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)
2018-12-20

番号-名称		年代	構造等
122 北前船主屋敷蔵六園(旧酒谷長一郎家住宅)土蔵6		明治23年 (1890)	木造2階建，瓦葺，建築面積38㎡


北前船主屋敷蔵六園土蔵6 (撮影：2010-9)	北前船主屋敷蔵六園土蔵6 (撮影：2010-9)

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