番号-名称 年 代   構造等
114 北前船主屋敷蔵六園(旧酒谷長一郎家住宅)物置1・下男小屋 大正9年
(1920)
木造平屋建、瓦葺、建築面積37㎡、袖塀3.9m附属
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    石川県の登録文化財建造物      2018-12-17 現在
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特徴等
北前船主屋敷蔵六園は、北前船の船主であった酒屋宗七郎の居宅として建築されたと伝わる大規模な邸宅で、石川県の西南部の日本海沿いの町、加賀市橋立町の一角に所在する。屋敷地は南北に通る道路の両側に広がり、西側の一段高い敷地に主屋や土蔵2棟などが、東側に土蔵5棟が配されており、北前船船主の邸宅のたたずまいを今に伝えている。
物置1・下男小屋は主屋の建つ敷地の東面北側にあり、道路に接して建つ簡素な造りの建屋である。平面は、南半が土間及び居室からなる下男小屋で、西側は土庇となる。北半は内部を土間とする物置(もと炭小屋)であった。かつての生活の有様の一端を知る上で貴重な遺構である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2018-12-18
北前船主屋敷蔵六園物置1・下男小屋
(撮影:2010-9)