特徴等 |
大屋家住宅は、藩政時代に加賀藩の中級武士の屋敷があった長町の一角、大野庄用水沿いの屋敷地に建っている。江戸末期の建造になる主屋、表門、北塀及び南塀の4棟が登録文化財になっており、一体となって往年の武家屋敷のたたずまいを今に伝えている。金沢の繁華街香林坊のすぐ西にありながら、この一帯には別の時間が流れているようだ。 北塀は屋敷地北辺から表門へ向けて南に折れ曲がる土塀で、亀甲積風の3~4段の石積基礎の上に土塀を築き、北辺沿いは板葺屋根を、東辺沿いは桟瓦葺屋根を載せる。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2018-12-18 |
大屋家住宅北塀 (撮影:2010-9) | 大屋家住宅北塀 (撮影:2010-9) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
014 大屋家住宅 北塀 |
江戸末期 (1830-1867) |
土塀、板葺及び瓦葺、延長43m |
石川県の登録文化財建造物 2018-12-17 現在 |
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