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番号・名称 年 代   構造等
25 阿蘇神社三の神殿 天保14年
(1843)
3間社流造、正面千鳥破風付、銅板葺
特徴等
阿蘇神社は、古来肥後一の宮として崇敬をあつめてきた古社で、全国に約450社ある阿蘇神社の総本社である。社殿群は、天保6年(1835)から嘉永3年(1850)にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、神殿3棟と楼門、神幸門及び還御門の6棟が重要文化財に指定されている。これら6棟はいずれも総欅造で、軸部や組物などを波頭紋 (はとうもん) や雲紋 (うんもん) の華やかな彫刻で飾られており、古社に相応しい豪壮な社頭景観を形成している。
神殿は3棟あり、前方に一の神殿と二の神殿が左右に並んで建ち、その間にやや奥まって三の神殿が配されている。三の神殿は3間社流造、銅板葺で、屋根に千鳥破風を付ける。一の神殿・二の神殿に比べると小振りである。
参考資料:阿蘇神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-5-25
阿蘇神社三の神殿 (撮影:2012-11)
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    熊本県の重要文化財建造物         2018-2-1 現在