特徴等

熊本城は、加藤清正によって築かれた城郭で、慶長6年(1601)起工、同12年(1607)に完成した。雄壮堅固な城郭であったが、明治10年(1877)の西南戦争によって多くの建物が焼失し、江戸時代に遡るものは櫓を中心に13棟を数えるのみとなった。現存する建物はいずれも往時の姿をよくとどめ、重要文化財に指定されている。
宇土櫓は三重五階櫓、地下一階付の櫓で、本丸の西側の曲輪、平左衛門丸の北西角に築かれている。熊本城には6基の五階櫓があったといわれるが、現存する唯一のもので、堂々たる姿で本丸の西北部を固めている。
参考資料:熊本城Website/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-5-26

       
       
       
       
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番号・名称 年 代   構造等
01 熊本城宇土櫓 慶長6年-同12年
(1601-1607)
三重五階櫓、地下一階付、続櫓一重櫓、一部二階、総本瓦葺
熊本城宇土櫓 (撮影:2012-11) 熊本城宇土櫓 (撮影:2012-11)
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