滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
特徴等
辻家は江戸時代に庄屋を世襲した家柄で、住宅は湖北・塩津海道の東方に広がる祝山(ほりやま)集落の中にある。広い敷地は西を正面に表門があり、その背後に主屋・南倉・前倉が配されている。
主屋は表門から入った先に西面して建つ入母屋造、茅葺の農家建築で、屋敷構えの中心的な建物である。南寄りの平入りを入ると土間と台所、左側の床上部は3室を前後2列に並べた整形六間取りであるが、一部改造がある。文政10年(1827)に中柳野村(現伊香郡高月町)から移築された。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/全国重文民家の集いHP
2009-5-6
番号・名称 年 代    構造等
199 辻家住宅
主屋
江戸後期
(1751-1829)
桁行21.4m、梁間10.5m、一部中二階、入母屋造、茅葺、西面及び東面庇付、桟瓦葺
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辻家住宅主屋 (撮影:2009-4) 辻家住宅主屋 (撮影:2009-4)