滋賀県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
196 大通寺 含山軒及び蘭亭 |
江戸前期 (1615-1660) |
含山軒:桁行11.2m、梁間5.9m、一重、切妻造段違、桟瓦葺、東面及び北面庇付、こけら葺 蘭亭:桁行13.8m、梁間9.0m、一重、切妻造、桟瓦葺、合の間附属、両下造、桟瓦葺 |
特徴等 |
大通寺は真宗大谷派(東本願寺)の別院で、本願寺12世の教如上人が、湖北門徒に仏法を説き広めるための道場を旧長浜城内に開いたのに始まる寺院である。 含山軒(がんざんけん)及び蘭亭(らんてい)は、いずれも江戸前建築の客殿である。含山軒の一の間は、狩野山楽筆の山水画、二の間には狩野山雪筆の山水画が描かれている。一の間は伊吹山を借景にした名勝含山庭園に面し、四季折々の風景を望める。蘭亭は、円山応挙の蘭亭曲水宴図が描かれていることからその名があり、名勝蘭亭庭園を望むことができる。 参考資料:現地の説明板(大通寺及び長浜市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-10-14 |
大通寺蘭亭 (撮影:2007-2) |
大通寺含山軒 (撮影:2007-2) | 大通寺含山軒 (撮影:2007-2) |