番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
082 石山寺 蓮如堂 |
慶長7年(1602) | 桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、桟瓦葺 |
滋賀県の重要文化財建造物リスト 2018-2-9 現在 |
特徴等 |
石山寺は、縁起によれば、天平19年(747)聖武天皇の勅願で良弁僧正が創建したとつたわり、奈良時代から観音の聖地として広く信仰をあつめてきた古刹である.琵琶湖から流れ出る瀬田川の右岸に位置し、紫式部が源氏物語の構想を練った寺院としても知られている。 蓮如堂は本堂の東に建つ入母屋造、桟瓦葺の建物で、淀殿による慶長期の境内復興の際に石山寺の鎮守社の拝殿として建造されたものであるが、明治以降蓮如上人を祀るお堂として使用されているため、蓮如堂と呼ばれている。本堂の礼堂と同じ懸造で、東妻面を正面とし、参道を隔てて本殿を望む北側1間通りを広縁として礼拝空間を構成するなど、独特の平面構成をもっている。 参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2009-5-23 |
石山寺蓮如堂 (撮影:2009-5) | 石山寺蓮如堂 (撮影:2009-5) |