滋賀県の重要文化財建造物　　　　　2018-2-9 現在

番号・名称		年 代	構造等
051 日吉大社 東本宮拝殿		文禄5年 (1596)	桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、檜皮葺

特徴等

日吉大社(ひよしたいしゃ)は崇神天皇7年の創祀と伝わる古社で、比叡山の麓、大津市坂本本町に鎮座している。全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮で、13万坪に及ぶ広大な境内に建ち並ぶ桃山・江戸初期に再建された22件の建造物が国宝・重要文化財に指定されており、古社のたたずまいを今に伝えている。 東本宮(ひがしほんぐう)拝殿は、本殿の前方に独立して建つ方3間の入母屋造、檜皮葺、妻入の社殿である。四方を吹き放ちとして勾欄付きの縁を廻らせ、天井は小組格天井、屋根の妻飾りは木連格子とする。平明で衒いのないたたずまいに心が安らぐ思いであった。 参考資料：現地の説明板(大津市教育委員会)／国指定文化財等DB(文化庁) 2009-7-10

日吉大社東本宮拝殿 (撮影：2009-6)	日吉大社東本宮拝殿 (撮影：2009-6)