滋賀県の重要文化財建造物   2018-2-9 現在
番号・名称 年 代   構造等
046 日吉大社
摂社樹下神社本殿
文禄4年
(1595)
三間社流造、檜皮葺
       
       
       
       
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特徴等
日吉大社(ひよしたいしゃ)は崇神天皇7年の創祀と伝わる古社で、比叡山の麓、大津市坂本本町に鎮座している。全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮で、13万坪に及ぶ広大な境内に建ち並ぶ桃山・江戸初期に再建された22件の建造物が国宝・重要文化財に指定されており、古社のたたずまいを今に伝えている。
摂社樹下(じゅげ)神社本殿は、鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)を祀る3間社流造、檜皮葺の社殿である。3間・2間が身舎、その前方の一間通しの庇が前室となっている。身舎の床を一段高くし、四周に丹塗りの勾欄を付けた縁を廻らせる。向拝階段前には吹寄格子の障壁をたて、浜床を設ける。東本宮楼門を入った左右に位置する本殿・拝殿を結ぶ線と、一段高い所にある東本宮本殿・拝殿を結ぶ線とが直交するという、珍しい位置関係で建てられている。
参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-7-11
日吉大社摂社樹下神社本殿
(撮影:2009-6)
日吉大社摂社樹下神社本殿
(撮影:2009-6)
日吉大社摂社樹下神社本殿
(撮影:2009-6)