滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
特徴等
日吉大社(ひよしたいしゃ)は崇神天皇7年の創祀と伝わる古社で、比叡山の麓、大津市坂本本町に鎮座している。全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮で、13万坪に及ぶ広大な境内に建ち並ぶ桃山・江戸初期に再建された22件の建造物が国宝・重要文化財に指定されており、古社のたたずまいを今に伝えている。
西本宮(にしほんぐう)楼門は、西本宮の入口に南面して建つ3間1戸の楼門である。2階に勾欄付の縁を廻らせ、入母屋造、檜皮葺の屋根を2階部分にだけ架ける。四隅には日吉大社の神の使いである猿の彫刻を配し、前後には彩色を施した蟇股を設ける。本殿・拝殿が素木造りであるのに対し、楼門は丹塗りが施されており、壮麗なたたずまいを見せる。規模は東本宮楼門よりやや大きい。
参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-7-11
日吉大社西本宮楼門 (撮影:2009-6)
       
       
       
       
番号・名称 年 代   構造等
039 日吉大社
西本宮楼門
天正14年
(1586)
三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺
日吉大社西本宮楼門 (撮影:2009-6) 日吉大社西本宮楼門 (撮影:2009-6)
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