番号・名称 年 代   構造等
016 園城寺
新羅善神堂
貞和3年
(1347)

桁行三間、梁間三間、一重、流造、向拝一間、檜皮葺

    滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
リストに戻る
園城寺新羅善神堂 (撮影:2009-5)
リストに戻る
特徴等
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。
園城寺新羅善神堂(しんらぜんしんどう)は円珍が唐より帰朝する船中に現れたとされる新羅明神を祀るお堂で、足利尊氏による再興の伝えをもち、三井寺の中心伽藍から北へ5百米ほど離れた木立の中に位置している。寺院のお堂であるが、三間社流造という神社の建築様式の建物である。素木造、桧皮葺の均整がとれた美しい建物で、国宝に指定されている。明治の神仏分離によって現在の名称となったという。
参考資料:現地の説明板(大津市)/三井寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26
       
       
       
       
園城寺新羅善神堂 (撮影:2009-5) 園城寺新羅善神堂 (撮影:2009-5)