滋賀県の重要文化財建造物    2018-2-9 現在
       
       
       
       
番号・名称 年 代   構造等
011 園城寺
唐院唐門
慶長3年
(1598)
一間一戸向唐門、檜皮葺
特徴等
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。
唐院は園城寺(三井寺)を中興した智証大師円珍が入唐して請来した経巻・法具類を納め、伝法潅頂の道場としたことに始まり、円珍の廟所にもなっている一郭で、広大な境内の中央やや西寄りに所在している。唐院唐門は一間一戸、檜皮葺の向唐門で、潅頂堂の背後、大師堂を囲む塀に開かれている。近くまで立ち入ることはできなったが、参拝路から一部が望めた。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26
園城寺唐院唐門 (撮影:2009-5)
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