滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
園城寺唐院四脚門 (撮影;2009-5) 園城寺唐院四脚門 (撮影:2009-5)
特徴等
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。
唐院は、園城寺(三井寺)を中興した智証大師円珍が入唐して請来した経巻・法具類を納め、伝法潅頂の道場としたことに始まり、円珍の廟所にもなっている一郭で、広大な境内の中央やや西寄りに所在している。唐院四脚門は切妻造、檜皮葺の唐院の表門で、奥に潅頂堂、唐門、大師堂が一直線に並ぶ最前列に位置している。当初は棟門形式として建立されたが、間もなく四脚門に変更されたと考えられている。

参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26
       
       
       
       
番号・名称 年 代   構造等
009 園城寺
唐院四脚門
慶長3年
(1598)
四脚門、切妻造、檜皮葺
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