滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
特徴等
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。。
塔婆(三重塔)は、三間三重 本瓦葺の塔婆で、一切経蔵の南に建っている。もと大和の比蘇寺にあった東塔で、慶長2年(1597)に豊臣秀吉によって伏見城に移され、さらに慶長5年(1600)に徳川家康が三井寺に寄進したものである。均整のとれた美しい塔婆で、相輪の水煙などに中世の塔の風格を今に伝えている。
参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26
       
       
       
       
園城寺塔婆(三重塔) (撮影:2009-5)
番号・名称 年 代   構造等
008 園城寺
塔婆 (三重塔)
室町前期
(1333-1392)
三間三重塔婆 本瓦葺
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