滋賀県の重要文化財建造物 2018-2-9 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
006 園城寺閼伽井屋 | 慶長5年(1600) | 正面三間、側面二間、一重、向唐破風造、桧皮葺 |
特徴等 |
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍 (ちしょうだいしえんちん)
により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。 閼伽井屋(あかいや)は内部に湧き出している閼伽井をまもるための覆屋で、金堂のすぐ西側に建っている。彩色や壁画が認められ、桧皮葺の屋根は丸いカーブを描いている。三井寺の名は、この泉水が天智・天武・持統天皇の産湯に使われたことに由来するという。建屋に近づくと、今でも地下から湧き出る水の音が聞こえる。 参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/三井寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2009-5-26 |