滋賀県の重要文化財建造物          2018-2-9 現在
番号・名称 年 代   構造等
003 園城寺食堂(釈迦堂) 室町中期
(1393-1466)
正面七間、側面四間、一重、入母屋造、桧皮葺
園城寺食堂(釈迦堂) (撮影:2009-5)
特徴等
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。
食堂 (じきどう) (釈迦堂)は大門を入った右側に南面して建つ入母屋造、桧皮葺の建物である。食堂として移築されていたと考えられているが、現在は釈迦如来像が祀られ、釈迦堂の名で親しまれている。もと御所の清涼殿であったという伝承があり、江戸時代には唐破風の向拝が付けられるなど後世の改造も多いが、内陣部分や須弥壇には古い手法が残されており、室町時代の建造と推定されている。
参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/三井寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26
       
       
       
       
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園城寺食堂(釈迦堂) (撮影:2009-5) 園城寺食堂(釈迦堂) (撮影:2009-5)