園城寺大門(仁王門)

特徴等

園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。
大門 (だいもん) (仁王門)は、もと甲賀の常楽寺にあった門で、後に秀吉によって伏見に移され、慶長6年(1601)に家康によって現在地に建てられたといわれている。入母屋造、桧皮葺で、境内の北東に東面して建っている。両脇に山内を守護する仁王像を安置する。
参考資料：三井寺案内リーフレット／国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26

番号・名称		年代	構造等
002 園城寺大門 (仁王門)		宝徳四年(1452)	三間一戸楼門　入母屋造　桧皮葺


園城寺大門(仁王門) (撮影：2009-5)	園城寺大門(仁王門) (撮影：2009-5)