特徴等
中村家は江戸時代には代官を務めた家柄で、住宅は湖岸を通る県道331号線の東に広がる八木浜集落の中に所在する。
表門は3間薬医門で、敷地の西辺やや北寄りに設けられている。中央間に両開戸、左脇間に片開戸の戸口を構え、屋根を桟瓦葺とする。控柱を繋ぐ頭貫が虹梁型になる以外装飾はなく破風に眉欠もない。全体に質実な造りとし、北側に続く石垣や、南側の板塀や生垣とともに屋敷正面の風格ある構えを造っている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)

2009-5-6
       
       
       
       
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    滋賀県の登録文化財建造物     2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
278 中村家住宅
表門
江戸後期
(1751-1829)
木造、瓦葺、間口5.4m
中村家住宅表門 (撮影:2009-4) 中村家住宅表門 (撮影:2009-4)
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