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    滋賀県の登録文化財建造物     2018-12-26 現在
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特徴等
この建物は明治10年(1877)に建築された八幡東学校の校舎で、日牟礼(ひむれ)八幡宮参道の鳥居前に位置している。漆喰塗系の擬洋風建築で、両翼を前方に張出し凹字形の平面構成をとる。玄関上部の唐破風と屋根上の太鼓楼との取り合わせは開智学校の造形を想起させる。現在は観光案内所などとして利用されているが、建築費約6千円は八幡商人や地域住民の寄付で賄われたといい、近代日本の黎明期における民間人の教育に対する熱意を今に伝える記念碑でもある。棟梁は近江蒲生郡の大工高木作右衛門。
参考資料:現地の説明板(近江八幡観光物産協会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-10-15
番号-名称 年 代   構造等
160 白雲館 明治10年
(1877)
木造2階建、瓦葺、建築面積306㎡
白雲館 (撮影:2010-2) 白雲館 (撮影:2010-2)
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白雲館 (撮影:2010-2)