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特徴等 |
禅林坊は天台真盛宗(しんせいしゅう)の総本山西教寺の塔頭(たっちゅう)の一つで、参道西端近くに位置している。門は1間1戸の薬医門で、軒は疎垂木(まばらたるき)、屋根は桟瓦葺、妻飾は蟇股とする。木鼻や蟇股などの絵様細部に江戸末期らしい造形がある。全体に簡素ながら堂々とした構えの門で、左右の石垣や参道の北側にある實成坊などと一体になって、古寺らしい落ち着いた参道景観を形成している。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2009-10-21 |
滋賀県の登録文化財建造物 2018-12-26 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
078 禅林坊門 | 江戸(1830 -1867) 末期 |
木造、瓦葺、間口2.3m |