特徴等 |
旧宮良殿内 (みやらどぅんち) は、宮良間切 (みやらまぎり) (琉球王国時代の行政区分のひとつ) の頭職 (かしらしょく) についていた宮良氏が琉球士族の屋敷を模して建築した住宅である。屋敷の周囲に石垣を廻らせ、南面に薬医門形式の表門を建て、中に築地塀形式のひんぷんを設けている。寄棟造で、屋根は本瓦葺漆喰塗り、建築材はすべて八重山産チャ―ギ
(イヌマキ) を用いている。石垣島の離島桟橋から徒歩10分ほどの市街地に位置し、八重山における士族階級の住宅様式を今に伝えている。 参考資料: |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
40 旧宮良殿内 | 江戸後期 (1751-1829) |
桁行15.0m、梁間13.0m、寄棟造、本瓦葺、玄関及び台所附属 |
沖縄県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |