沖縄県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
11 新垣家 住宅主屋 |
19世紀(1801 -1900)後期 |
うふや:桁行8.6m、梁間10.6m、寄棟造、北面突出部付、本瓦葺 とんぐわ:桁行7.0m、梁間9.9m、寄棟造、南面突出部付、東面うふやに接続、本瓦葺 | |
12 作業場 | 1911年以前 | 桁行7.5m、梁間5.7m、南面及び西面下屋附属、北面主屋取合部を含む | |
13 離れ | 1911年以前 | 桁行6.6m、梁間5.4m、寄棟造、本瓦葺 |
特徴等 |
新垣家住宅は沖縄陶業の拠点であった壺屋地区に唯一残る陶工の住宅で、上焼きの御用窯として、石牆をめぐらした大規模な屋敷を構えている。主屋、作業場、離れ、登窯など施設のほぼ全容を残し、沖縄の民家及び壺屋の歴史を知る上で非常に重要な遺構とされている。 主屋は、「うふや」とその西に一間南にずれて接続する 「とんぐわ」からなる。作業場は作陶のための施設で、離れももとは作業場であった。中心となる主屋は19世紀後半までに建築されたとみられ、遅くとも明治末年頃までに現在の屋敷構えが整えられたと考えられている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/沖縄観光コンベンションビューローHP |
ここに掲載した写真は2009年から行われた保存修理工事前のものです。 |