沖縄県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
10 旧崇元寺第一門 及び石牆 |
康熙嘉靖6年(明)(1527) 以前 |
石造墳墓、墓室、サンミデー、ナー、周囲石垣よりなる |
特徴等 |
崇元寺 (そうげんじ) は臨済宗の寺院で、1527年以前の創建と考えられている。王府時代には舜天王以下歴代諸王の霊位を祀る国廟であった。冊封使
(さっぽうし) が来琉した時には、首里城での新王の冊封に先立ち、この寺で先王の霊位を祀る儀式が行われたといわれている。 崇元寺第一門は境内に通じるアーチ型の石門で、南側道路に面し石垣の中央部にある。石の積み方は切石の布積みで、左右にアーチ式の掖門を備えている。本堂は沖縄戦により焼失してしまったため、現在は第一門及び石牆 (せきしょう) だけが重要文化財になっている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/沖縄観光コンベンションビューローHP |