特徴等
伊江御殿墓 (いえうどぅんばか) は、琉球王家第二尚氏の第4代尚清王 (1527年即位) の第7子朝義 (伊江王子) を祖とする伊江家の墓である。墓本体は幅約11m、奥行約17mの亀甲墓 (かめこうばか) で、斜面を切り開いて造られた石造墓室と、その前面に擁壁及び石垣で画した部分からなる。琉球石灰岩の切石で構築し、主要部を白漆喰仕上げとしている。保存状況も良く、造墓年代が明らかな初期の典型として歴史的価値が高く貴重なものとされる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/沖縄観光コンベンションビューローHP
2005-12-5
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番号・名称 年 代   構造等
09 伊江御殿墓門 康熙26年(1687) 石造墳墓、墓室・サンミデー・ナー・周囲石垣よりなる
       
       
       
       
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    沖縄県の重要文化財建造物          2017-12-14 現在
伊江御殿墓 (撮影:2005-12) 伊江御殿墓 (撮影:2005-12)