旧円覚寺放生橋 (撮影:2004-12) 旧円覚寺放生橋 (撮影:2004-12)
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番号・名称 年 代   構造等
03 旧円覚寺放生橋
1498年
(室町後期)
石造一間桁橋、高欄付、高欄親柱に大明弘治戊午歳春正月吉日建立の刻銘がある
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    沖縄県の重要文化財建造物          2017-12-14 現在
特徴等
円覚寺は1494年(室町時代後期)に創建された沖縄における臨済宗の総本山で、第二尚氏の菩提寺であった。堂宇は鎌倉の円覚寺にならって禅宗七堂伽藍の形式を備えていた。戦前は総門等9件が国宝に指定されていたが、残念なことに沖縄戦でほとんど破壊された。その後、1968年(昭和43年)より復元整備が進められ、総門やその両側の石垣、放生池 (ほうじょうち) などが復元された。池にかかる放生橋 (ほうじょうばし) は1498年建造当時のものであるが、沖縄戦で一部破損したため、1957年(昭和32年)に復旧修理された。勾欄の石材は俗に青石といわれる中国産の輝緑岩である。親柱の柱頭に施されている子づれの獅子の彫刻など、 沖縄の石材彫刻の最高傑作といわれている。
参考資料:現地の説明板・琉球文化アーカイブHP(いずれも沖縄県教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-9-25
旧円覚寺放生橋 (撮影:2005-12) 旧円覚寺放生橋 (撮影:2005-12)