園比屋武御嶽石門 (撮影:2004-12) 園比屋武御嶽石門 (撮影:2004-12)
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    沖縄県の重要文化財建造物          2017-12-14 現在
番号・名称 年 代   構造等
01 園比屋武御嶽石門 1519年 石造門、板葺
       
       
       
       
園比屋武御嶽石門 (撮影:2004-12)
特徴等
石門 (いしもん) とその背後の森を園比屋武御嶽 (そのひゃんうたき) といい、王府の祈願所であった。石門は神社でいう拝殿にあたるが、本殿に相当する建物はなく、石門の後ろに広がる森がそれにあたるという。石門の創建は第二尚氏王統第3代王の尚真王時代の1519年であるが、沖縄戦で大破、1957年に復元され、後に解体修理されて1986年に完成した。石門は竹富島出身の西塘 (にしとう) の築造と伝えられる。石材は主に琉球石灰岩を用い、屋根は板葺唐破風形式である。屋根の飾りなどに日本と中国の様式を併せて用いた沖縄独特の優れた石造建築であり、今も多くの人が祈りに訪れている。
参考資料:現地の説明板(沖縄県・那覇市教育委員会)/沖縄県HP)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-9-25