番号-名称 年 代   構造等
30 金城増治家住宅石垣 明治24年
(1891)頃
石造、延長30m
       
       
       
       
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    沖縄県の登録文化財建造物    2018-10-11 現在
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特徴等
金城増治家住宅は、沖縄本島南部の糸満市真壁の集落のなかにある。主屋及び附属施設はいずれも沖縄戦の戦禍をくぐりぬけてきた貴重なもので、伝統的な民家のたたずまいを今に伝えている。主屋のほか、フール、井戸及び石垣が登録文化財になっており、現在は「茶処・真壁ちなー」として、コーヒー、沖縄そばなどをメニューとする飲食店として活用されている。
石垣は、敷地正面の敷地境に造られている。琉球石灰岩を積み上げ、長さ30m、高さ1.7mの規模で、上部に切石を並べる。石垣の内側は土盛りされ、生垣となる。規模の比較的大きな石垣で、大きな石を組み、良好な状況で保存され、屋敷構を構成する貴重な要素になっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/沖縄タイムス(2005年6月18日)
2005-12-9
金城増治家住宅石垣
(撮影:2005-12)
金城増治家住宅石垣
(撮影:2005-12)