番号-名称 年 代   構造等
29 金城増治家住宅井戸 明治24年
(1891)頃
石造、面積2.1㎡
       
       
       
       
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    沖縄県の登録文化財建造物    2018-10-11 現在
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特徴等
金城増治家住宅は、沖縄本島南部の糸満市真壁の集落のなかにある。主屋及び附属施設はいずれも沖縄戦の戦禍をくぐりぬけてきた貴重なもので、伝統的な民家のたたずまいを今に伝えている。主屋のほか、フール、井戸及び石垣が登録文化財になっており、現在は「茶処・真壁ちなー」として、コーヒー、沖縄そばなどをメニューとする飲食店として活用されている。
井戸は、主屋の西側、敷地境近くに位置している。直径約1.1mの円形石積みで、深さ約8.6mの掘り抜き井戸である。取水部側を切石積みとし、背面を野面積みとする。井戸南側に高さ2m、北側に1mの方形の石柱が立つ。屋敷構を構成する貴重な要素の一つである。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/沖縄タイムス(2005年6月18日)
2005-12-9
金城増治家住宅井戸
(撮影:2005-12)
金城増治家住宅井戸
(撮影:2005-12)