番号-名称 年 代   構造等
28 金城増治家住宅フール 明治24年
(1891)頃
石造、面積7.3㎡
       
       
       
       
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    沖縄県の登録文化財建造物    2018-10-11 現在
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特徴等
金城増治家住宅は、沖縄本島南部の糸満市真壁の集落のなかにある。主屋及び附属施設はいずれも沖縄戦の戦禍をくぐりぬけてきた貴重なもので、伝統的な民家のたたずまいを今に伝えている。主屋のほか、フール、井戸及び石垣が登録文化財になっており、現在は「茶処・真壁ちなー」として、コーヒー、沖縄そばなどをメニューとする飲食店として活用されている。
フールは、南面する敷地中央の主屋の西側に位置している。琉球石灰岩でできた2連のフールで、長辺4.1m,短辺3.1m、最高高さ1.1mの規模である。屋根部分は失われているが、異形の石材を組んだ石造部分は良好に保存され、屋敷構を構成する貴重な要素の一つとなっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/沖縄タイムス(2005年6月18日)
2005-12-9
金城増治家住宅フール
(撮影:2005-12)
金城増治家住宅フール
(撮影:2005-12)