栃木県の重要文化財建造物 2017-12-23 現在 |
特徴等 |
輪王寺大猷院霊廟 (たいゆういんれいびょう) は、德川3代將軍家光の遺命により造営された家光(法名大猷院)の廟所で、二荒山神社の西方に位置している。 本殿・相の間・拝殿は大猷院霊廟の中心伽藍で、唐門の先に瑞垣に囲まれて建っている。全体にわたり漆を塗りこれに金箔をおし、あるいは極彩色をほどこした莊麗かつ重厚な建物である。本殿・相の間・拝殿という構成は東照宮の「権現造り」と同様であるが、東照宮が神仏習合形式であるのに対し、大猷院廟は「仏殿造り」の純仏教形式となっている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/東照宮HP 2009-3-7 |
輪王寺大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿 (撮影:2007-3) |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
133 輪王寺大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿 (国宝) | |||
本殿 | 承応2年(1653) | 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、銅瓦葺 | |
相の間 | 承応2年(1653) | 桁行三間、梁間一間、一重、両下造、銅瓦葺 | |
拝殿 | 承応2年(1653) | 桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付、銅瓦葺 |
輪王寺大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿 (撮影:2007-3) |
輪王寺大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿 (撮影:2007-3) |