輪王寺常行堂法華堂渡廊

番号・名称		年代	構造等
111 輪王寺常行堂法華堂渡廊		慶安2年 (1649)	桁行八間、梁間一間、東端常行堂に接続、他端切妻造、前後軒唐破風付、銅瓦葺

特徴等

輪王寺は、8世紀末に日光を開山した勝道上人創建の四本龍寺を起源とし、日光山の中心寺院として発展してきた。承応2年(1653)に、3代将軍徳川家光公の霊廟である大猷院が境内に造営されて以来、徳川幕府の尊崇を受けて栄えた。大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿が国宝に、その他の37棟が重要文化財に指定されている。
常行堂法華堂渡廊 (わたりろう) は常行堂と法華堂とを繋ぐ桁行八間、梁間一間の廊下で、東の端を常行堂に接し、西の端は切妻造りとなって法華堂に続いている。中央部は慈眼堂方面への通路とし、前後頭上を軒唐破風で飾る。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)
2009-3-5


輪王寺常行堂法華堂渡廊 (撮影：2007-3)