特徴等 |
世界遺産「日光の社寺」の構成資産の一つにもなっている二荒山神社 (ふたらさんじんじゃ) は、奈良時代の創建といわれ、古来、日光の氏神として信仰を集めてきた古社である。 神輿舎 (しんよしゃ) は本社本殿の西側、大国殿の南東に隣接して建つ入母屋造、銅瓦葺の建物である。神輿を納めるためのもので、弥生祭で渡御する本社、滝尾、本宮の3社の神輿を安置している。東照宮護摩堂を移したものと伝えられ、素木造りの簡素で均整がとれた美しい建築である。日光山内に現存する最古の建造物のひとつである。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/世界遺産日光の社寺(日光市HP) 2009-3-10 |
二荒山神社神輿舎 (撮影:2007-3) | 二荒山神社神輿舎 (撮影:2007-3) |
栃木県の重要文化財建造物 2017-12-23 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
083 二荒山神社 神輿舎 |
元和3年 (1617) |
桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、背面下屋附属、銅瓦葺 |
二荒山神社神輿舎 (撮影:2007-3) |