鑁阿寺経堂 (撮影:2006-6) | 鑁阿寺経堂 (撮影:2006-6) |
栃木県の重要文化財建造物 2017-12-23 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
020 鑁阿寺経堂 | 江戸前期 (1615-1660) |
桁行一間、梁間一間、一重もこし付、宝形造、本瓦葺、八角輪蔵付 |
特徴等 |
鑁阿寺(ばんなじ)は、鎌倉時代の建久7年(1196)に足利義兼がその邸宅を撤去して創建したと伝えられる真言宗の古刹で、周囲に土塁と濠がめぐる。足利市街の中心部、足利学校の隣接地にあり、本堂が国宝、鐘楼と経堂が重要文化財に指定されている。 経堂は江戸時代初期に建てられた方5間、宝形造、裳階付の経蔵で、本堂の西方に建っている。内部に一切経を納めた八角輪蔵を設ける。中世の遺風を伝えて全体に木割が太く、雄健の気風を保ち、裳階付経蔵の中では全国で2-3位に位置するほど規模も大きく、近世社寺建築として重要な遺構とされる。 参考資料:現地の説明板(鑁阿寺)/国指定文化財等DB(文化庁) 2006-6-8 |