特徴等
高木会館は、大正7年(1918)に旧黒磯銀行の本店として建築された。建物の屋根は切妻造りの瓦葺きで、外壁は正面が芦野石、他が大谷石からなっており、重厚な石積みを基調としながら、軽快な櫛形風の破風飾りや、アーチ型の窓飾りを備えている。黒磯駅前は明治時代に大火が相次いだことから、本格的な耐火建築となっており、昭和6年(1931)の駅前大火の際も難を逃れて現在に至っているという経緯からも貴重であり、町並みのシンボル的存在となっている。現在はレストランなどに活用されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/とちぎの文化財(栃木県教育委員会事務局文化財課HP)
2005-9-12
       
       
       
       
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高木会館 (撮影:2005-7) 高木会館 (撮影:2005-7)
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    栃木県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
番号-名称 年 代   構造等
176 高木会館 大正7 年
(1918)
石造2階建、瓦葺、建築面積116㎡
高木会館 (撮影:2005-7) 高木会館 (撮影:2005-7)